SEASON

シーズン

August,19,2011 ~ August,28,2011

SCOT サマー・シーズン 2011

SCOT Summer Season 2011

 

SCOT(Suzuki Company of Toga)の真髄!!

 

鈴木忠志演出作品 5作品 一挙上演





公演演目

いまださすらう日本人の心情を描く新作
『新々・帰ってきた日本-「瞼の母」より』
昨年利賀で上演し、世界から孤立していく日本を描き“警世の劇”と大きな反響を巻き起こした『新・帰ってきた日本』に続く、長谷川伸原作の前衛漫画劇。
“母”に託す日本人のココロのゆくえは‥‥。
鈴木忠志の最新作!
8月19日(金)22:00開演
8月26日(金)21:00開演
岩舞台
 
打楽器の音と肉体が共鳴する究極の劇様式
 『エレクトラ<日韓2カ国語版>
弟を待ちながら母への復讐に生命をかけるエレクトラ。いつか息子に殺されることにおびえる母親。
打楽器の響きと車椅子の男たちの声が、出口のない状況に閉じ込められた人間たちの孤独と狂気をえぐりだす。
打楽器奏者高田みどりと日本・韓国の俳優が競演する日韓2カ国語版。
8月20日(土)17:00開演
8月26日(金)19:00開演
新利賀山房
『エレクトラ』演出ノート
 
現在の日本の姿を20年前に予感した、花火劇
『世界の果てからこんにちは』
1991年に「利賀フェスティバル」10周年記念作品として創られたこの舞台は、日本人の心性の一面をえぐりだした傑作。雄大な自然をバックに壮大な花火が彩る、利賀でしか実現できない舞台。
3.11の東日本大震災を経て、日本も「いつかは死なねばならなかった」というシェイクスピアの名台詞を最後とするこの舞台が、新たな貌を見せて、日本人に迫る!
8月20日(土)19:30開演
8月27日(土)19:30開演
野外劇場
 
日本語の奥行きと谷崎独特の思想が蘇える
『別冊 谷崎潤一郎』
谷崎潤一郎が大正期に発表した戯曲「お國と五平」と小説「或る調書の一節」からなる二部構成の舞台。犯罪者二人が展開する論理が、正義や体制を相対化し、その根幹を揺るがしていく。
谷崎の洗練された言葉と鍛えられた俳優の魅力によって、人間心理の深層を、鈴木忠志が現代劇として再生させた舞台。
8月20日(土)15:00開演
8月27日(土)16:00開演
創造交流館芸術劇場
 
世界を駆け巡った名舞台、日中2カ国語版
『シラノ・ド・ベルジュラック』
悲恋に苦しむ男がしめした心意気とは? 男の生き方の美学とは?
フランスの物語、イタリアのオペラ歌曲、そしてスズキ・トレーニング・メソッドに基づいた俳優の演技という異質な文化様式を総合し、男の壮烈な生き様と死に様が、ヴェルディの「椿姫」とともに浮き上がる。
台湾の『椿姫』の主演女優がロクサーヌを演じる、初の日中2カ国語版。
8月19日(金)19:30開演
野外劇場
 
「大震災以後の<日本>を考える」
 <3.11>東日本大震災は、<日本列島>に何をもたらしたのか!?
多くの人命を奪った<活断層>の運動は、私たちの<生活様式>と<制度=システム>の<メルト・ダウン>をもたらした。この溶融状態からの再出発は、いかにして可能か。そして、その目指すべき方向とは? いまなお、止むことのない<活断層>の蠢動を体感しながら、政治・経済・社会、建築、演劇などの領域で、世界的に活躍するアーキテクト/アーティストたちが、あるべき<列島の姿形>を透視し、新たな<制度>設計にむけての展望を切り拓く、連続講演とシンポジウム。
 
連続講演「政治・経済・社会の視点から」
大澤真幸 1958年生まれ。社会学者。主な著書に『ナショナリズムの由来』、『不可能性の時代』、『量子の社会哲学』、『社会は絶えず夢を見ている』など。
苅部直 1965年生まれ。日本政治思想史、東京大学大学院教授。主な著書に『光の領国―和辻哲郎』、『丸山眞男―リベラリストの肖像』、『歴史という皮膚』など。
水野和夫 1953年生まれ。エコノミスト、埼玉大学客員教授。主な著書に『100年デフレ』、『人はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』、『金融大崩壊』など。
8月27日(土)11:00-12:00 苅部直、13:00-14:00 水野和夫、14:00-15:00 大澤真幸
利賀山房
 
鈴木忠志Q&A
利賀の現在、将来について観客からの質問に答える
8月28日(日)10:00-10:50
創造交流館芸術劇場
 
シンポジウム「文化・芸術の視点から」
浅田彰 1957年生まれ。批評家、京都造形芸術大学大学院長。主な著書に『構造と力』、『逃走論』、『ヘルメスの音楽』、『映画の世紀末』など。
磯崎新 1931年生まれ。建築家、磯崎アトリエ主宰。主な作品に大分県立大分図書館、つくばセンタービル、著書に『空間へ』、『建築の解体』など。
鈴木忠志 1939年生まれ。演出家。主な著書に『内角の和Ⅰ・Ⅱ』、『演劇とは何か』、『演出家の発想』、『劇的言語』(中村雄二郎との対話)など。
8月28日(日)11:00-12:30
創造交流館芸術劇場
 
■ 同時開催
利賀演劇人コンクール
8月9日(火)~25日(木)

その他

チケット料金
『世界の果てからこんにちは』
シラノ・ド・ベルジュラック』  各5,000円
 
『新々・帰ってきた日本』 
『エレクトラ』
『別冊 谷崎潤一郎』 各4,000円
 
連続講演
鈴木忠志Q&A、シンポジウム 入場無料・要予約
 
チケット販売
予約開始:7月10日(日)9時より
 
舞台芸術財団演劇人会議 利賀事務所 0763-68-2216  ※受付時間9:00~18:00
アーツナビ http://www.arts-navi.com

富山大学生協 076-431-4259 ※平日のみ
 
舞台芸術財団演劇人会議でご予約の場合
チケット代金の振込先
■りそな銀行 目白出張所 普通口座1137149 口座名義:(財)舞台芸術財団演劇人会議
■郵便振替口座 00140-9-536136 口座名義:舞台芸術財団演劇人会議
※お振込みは、チケットのご予約後にお願いいたします。

バス運行のお知らせ
■名古屋 連絡バス
名古屋と利賀芸術公園を結ぶ往復バスを運行します。利賀に1泊して翌日の出発となります。
運行日  8月20日(土)
往路
9:00 名古屋駅太閤通口前
→ 14:00 利賀芸術公園
復路(翌日)
10:00 利賀芸術公園
→ 15:30 名古屋駅太閤通口前 
 
運行日  8月27日(土)
往路
10:00 名古屋駅太閤通口前
→15:00 利賀芸術公園
復路(翌日)
13:30 利賀芸術公園
→19:00 名古屋駅太閤通口前 
 
乗車料金 1,000円(片道)
 
■富山駅北口・髙岡駅南口 連絡バス
富山駅北口及び髙岡駅南口から利賀芸術公園を結ぶ往復バスを運行します。
運行日 8月20日(土)
往路
11:30 JR富山駅北口・JR高岡駅南口 
→14:00 利賀芸術公園 
復路
21:30 利賀芸術公園
→ 23:30 JR富山駅北口・JR高岡駅南口
 
運行日 8月27日(土)
往路
12:30 JR富山駅北口・JR高岡駅南口
→ 15:00 利賀芸術公園 
復路 
21:30 利賀芸術公園
→ 23:30 JR富山駅北口・JR高岡駅南口
 
乗車料金 500円(片道)
 
予約・お問い合わせ 0763-68-2028 利賀芸術公園
 
交通
JRをご利用の場合
■JR高山本線 越中八尾駅より
南砺市営バスで合掌文化村下車(約1時間)
 
■JR北陸本線 高岡駅より
加越能バス(庄川町行、小牧堰堤行)で旧井波駅下車(約50分)、旧井波駅より南砺市営バスで合掌文化村下車(約1時間)

飛行機をご利用の場合
■富山空港より
タクシーで約1時間
 
■富山空港より
富山駅直行バスで富山駅下車(約30分)、JR高山本線で越中八尾駅下車、南砺市営バスで合掌文化村下車(約1時間)
 
自動車をご利用の場合
■北陸自動車道
砺波IC・富山ICより約1時間(約35km)
 
■東海北陸自動車道
五箇山ICより約1時間(約32km)
 
南砺市営バス 利賀行・利賀発
越中八尾駅発 → 会場着
9:00    →  9:46
16:40      → 17:33
会場発   → 越中八尾駅着
7:16    →    8:17
15:04    →  15:50
旧井波駅発  → 会場着
11:15        → 12:13
16:35        → 17:33
会場発   → 旧井波駅着
7:16    →    8:20
 
宿泊予約
受付時間
9:00~17:00 ※平日のみ
宿泊予約はチケットのご予約後にお願いいたします。
 
民宿・ホテルのご案内
南砺市商工会利賀村事務所
TEL:0763-68-2527
 
キャンプ場のご予約
利賀国際キャンプ場
TEL:0763-68-2556
 
利賀芸術公園テント宿泊
1泊朝食付1,000円(要予約)
TEL:0763-68-2028

お問い合わせ
SCOT
利賀事務所(7月1日より)
TEL:0763-68-2356
〒939-2513 富山県南砺市利賀村上百瀬
東京事務所(6月30日まで)
TEL:03-3445-8010
〒108-0074 東京都港区高輪2-15-24-201
 
主催:(財)富山県文化振興財団
共催:(財)舞台芸術財団演劇人会議、富山県、南砺市
協賛:(財)松翁記念財団
後援:富山県教育委員会、南砺市教育委員会、富山大学生活協同組合
 
20110615113554BkKUK9LJ.jpg 文化庁 平成23年度「優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業」
 
利賀芸術公園 SCOT Summer Season 2011 特設サイト

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