SEASON

シーズン

March,27,2010 ～ March,28,2010

SCOTウインター･シーズン2010

公演演目

2010年3月27日（土）、28日（日）

『お國と五平－別冊谷崎潤一郎』　鈴木忠志演出

谷崎潤一郎が大正11年に歌舞伎のために書き、自ら演出もした戯曲『お國と五平』。
洗練された言葉と俳優のエネルギーが放つ迫力によって、人間心理の深層を現代劇として再生。

演出ノート「深い井戸の中から」（SUZUKI'S Works 参照）

　※両日とも、開演前に鈴木忠志のトークがあります。

『打楽器とヴァイオリンの競演－主題と変奏』　高田みどり＋漆原朝子

打楽器奏者・高田みどりとヴァイオリニスト・漆原朝子が雪の利賀で奏でる音
演奏曲：バッハのシャコンヌ、高橋悠治「橋をわたって」、幕末に作曲された行進曲「ヤッパンマルス」（初公開演奏）、他

高田みどり
　東京藝術大学器楽科卒業。1978年、ベルリン放送交響楽団と共演し、ドイツでデビュー。武満徹、ジョン･ケージらとレコーディングを行ない、またアフリカ、アジアの音楽家とも共演。伝統音楽の構造を生かした自身の作曲による音楽も演奏する。演劇やオペラでの鈴木忠志との共同作業も多い。声明やダンスとの共演などジャンルを越えた様々な活動は高い評価を受けている。

漆原朝子
　東京藝術大学付属高校在学中に第2回日本国際音楽コンクールにおいて最年少で優勝。1988年、NHK交響楽団定期公演でのデビューに続き、ニューヨークでリサイタル･デビュー。以後、世界の様々なオーケストラと共演。近年では、シューマン、ブラームス、シューベルトのヴァイオリン曲の演奏が作品の再評価を促す名演として大きな注目を集めている。

上演時間と会場
13:00－13:50　『打楽器とヴァイオリンの競演』　新利賀山房
　　　　　　　　　　移動・休憩
14:30－16:00　鈴木忠志トーク＆『お國と五平』　創造交流館・芸術劇場

 新利賀山房外観（内部はTOGA参照）

チケット料金　1日通し券　4,000円（『お國と五平』、鈴木忠志トーク、『打楽器とヴァイオリンの競演』すべてがご覧いただけます）

チケット前売開始　2010年3月1日（月）10:00

チケット予約　利賀芸術公園　TEL. 0763-68-2028